■まずは上半身の説明から。基本的に完成品モデルとして発売された小松原氏原型の1/60ZガンダムバストモデルをPGZガンダムに組み込む事が大まかなコンセプトです。もちろん全身発表されている訳ではないので、その他の部位のデザイン変更、バランス変更などを変形をオミットしつつ押し進めます。
■完成品とはいえ大量生産品の性とでも言いましょうか、かなりエッジに設置されたパーティングラインや、ズレ、隙間などの対処をします。フェイスは特に情報量が多い所なので気を使ってエッジを整えます。胸部中央ブロックはアルミ製で出来ているため筋彫り追加が困難なためプラ板を貼って対処しました。その他筋彫りも全て掘り起こす方向で作業を進めました。
■赤ラインの部位は変更/隙間をエポキシパテで埋め、筋彫りを再度施してあります。メインカメラ上部は形成上波打っている所なので丁寧に。
■このラインもエッジの反りや隙間が多い所。丁寧に処理しました。
■PGZガンダムは小松原氏のバストモデルより一回り大きいようです。背面のアーマー及びフレームも幅詰めを行います
■形状的にはバストモデルを参考に,新造しました。
■画像赤い所は継ぎ足しを行った部位。MGZガンダムの内箱のカトキ画稿を参考にかなり絞った腰回りとしました。同じくコクピットも追加しております。
■キットの肩と腕の接続を排し、プラ板で製作したパーツにて肩パーツとの接続を行うように変更しました。
■変更の理由として、肩パーツは全て新造です。セオリー的には腕は短く足は長く顔は小さく…かもしれませんが、あえて肩パーツを大きくすることにより頭部との関係を肩の大きさで表現したつもりです。肩はプラ板とエポパテによるもの。バニア、バニア内フィンもエポキシパテにて。
■股関節で足の付け根の幅を変更してあります。足を延長している分股関節のはばましは、のっぽ体型にならないようにするには必須かと。
■その他装甲類も新造、筋彫り追加形状変更など
■腕フレームは塗装済み。
■上半身の総パーツです。